大府の男性高校教諭を逮捕 強制わいせつ致傷容疑
中日新聞 2015年2月17日 13時38分
女性にわいせつ行為をし、首にけがさせたとして、愛知県警は17日、強制わいせつ致傷の疑いで、県立大府高校教諭若山晋容疑者(25)=大府市中央町6=を逮捕した。若山容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は11日午後11時50分ごろ、名古屋市名東区の路上を歩いて帰宅中だった30代女性に「殺すぞ」「刃物を持っている」などと言って、正面から抱きつき、地面に押し倒した上でわいせつ行為をし、首をねんざするけがを負わせたとされる。
県警によると、付近に設置してあった防犯カメラの映像の解析などから若山容疑者が浮上した。若山容疑者と女性に面識はなかったという。若山容疑者は犯行現場近くまで車で来ていたらしい。
県警は、名東区や周辺地域などで、似たような手口の強制わいせつ事件が発生していることから関連を調べる。
大府高校では保健体育を担当しており、馬場茂教頭は「日ごろの勤務態度に問題はなかった。今朝、警察から逮捕の連絡を受けたばかりで事実確認を急いでいる。今の段階でそれ以上の話はできない」とコメント。県教委教職員課の担当者は「事実であれば教員としてあってはならない行為。厳正に対処する」と話した。